何のために日本人達は、英語で使われる事の多い「Get up」や「Sit down」の発音を、カタカナで「ゲット・アップ」や「シット・ダウン」とくっきりと発音するのですか？これなら「ゲラッ（プ）」「セダン」と発するべきだろう。
平たく言えば、フレーズそのものが着々と聞き取りできるレベルになれば、言いまわし自体を一個の塊でアタマに積み上げられるようになるのである。
いわゆる教材のYouCanSpeakの特徴は、多くの英会話を聴くことで英会話の勉強をするというよりも、話すことで英語学習するタイプのお役立ち教材なのです。ともかく、英会話を優先して習得したい人に絶対お勧めです。
英語を自由に話せるようにするには、特に「英文を紐解くための文法的ルール」（文法問題に答えるための勉強と区別します。）と「最小限の語句の知識」を身に付ける勉強時間が必須なのです。
世間でよく言われるのは英語の勉強をする場合なら、①始めにとにかくヒアリングする機会を持つこと、②次に頭の中を日本語から英語に切り替える、③一度学んだことを胸に刻んで保持することが大事になってきます。

一定レベルまでの基礎力があって、そのレベルから会話がどんどんできるクラスにたやすくシフトできる人の特質は、恥を掻くことを怖がらないことです。
スピードラーニングというものは、録られている例文自体が自然で、ネイティブスピーカーが、生活の中で使うような感じの言い方がメインになって作られています。
いわゆる英語の勉強には、相手の言葉を素早く繰り返し言うリピーティング、最もスパルタ方式であるシャドウイング、聞き取れない部分が鮮明に分かるディクテーションなどの多様な有益な学習法がありますが、英語初心者に必須なのは、徹頭徹尾聞き取る訓練を繰り返すというものです。
はじめに安直な直訳はストップすることにして、欧米人独特の表現を模倣する。日本人の思考回路で適当な文章を書かない。よく使われる表現であればあるだけ、そのまま英語の単語に変換しても、決して英語にはならない。
ただ聞いているだけの英語をシャワーのように浴びるだけでは、聞き取り能力は好転せず、リスニングの学力を上昇させるためには、やっぱりひたすら復唱と発音訓練が肝心なのです。

「ヒアリングマラソン」というのは、ある語学学校の非常に人気の高い講座で、オンラインでも受講できて、規則正しく語学の座学を行える、いたって有用な英語教材の一つと言えましょう。
その道の先輩たちに近道（苦労せずにということではありません）を教わるならば、手早く、有益に英会話の技能をレベルアップすることができるかもしれない。
スピーキングする訓練や英文法学習そのものは、何はともあれ徹底してヒアリング練習を実践した後、いわゆる「覚えなければならない」とこだわらずに「英語に慣れる」方法を取り入れるのです。
「周囲の人の目が気になるし、外国語を話すっていうだけで硬直してしまう」という、日本人のみが隠しもつ、このような2パターンの「メンタルな壁」を壊すだけで、英語というものは容易に使えるようになる。
英語に抵抗がなくなって来たら、テキスト通りにきちんと翻訳しようとしないで、映像で変換するように、練習してみましょう。そのことに慣れてくれば、読み書きともに、短くすることができるようになります。速くなるでしょう。